まさか自分の身に降りかかるとは・・しかもどっぷりざぱ~んと大波にのまれました。
人って勝手なもんです。
不況、深刻な経済状態と見聞きしてわかっていても
どこか自分は大丈夫と思ってしまうんですね。
そんなわけで、しばらくオペラはDVD、ミュージカル観劇も趣味から
「たまのお楽しみ」レベルに変えなくてはならなくなりました。。
数少ないこのblogの閲覧者のみなさま。
そんなわけで、更新頻度がかなり落ちます。。
ダンス・オブ・ヴァンパイアを観に行きました。![]()
おととしの公演に行って、この舞台のファンになっていたので
再演をとっても楽しみにしていました。
しかも一昨年は、風邪をひいていて咳止めがいまいち効かず
大事なシーンで(ヴァンパイアがお墓で歌い上げるところ)
咳を我慢するのに集中して、歌を聴くことに集中できなかったという
悔しい思いがあったので、尚更。。。
ヴァンパイアといっても暗い話ではなく、コメディタッチ。
楽しめてノリとテンポが良くて、元気になれるミュージカルです。
ストーリーは、ヴァンパイアの研究をしている教授と助手が泊った宿場の娘が
伯爵(ヴァンパイア)にさらわれて、二人が助けに行くというものです。
(ものすごい省略)
曲もノリが良く、楽しめます。
Tonight Is What It Means To Be Youngをアレンジした曲は懐かしいし
ストリート・オブ・ファイヤーを思い出す・・![]()
(ヴァンパイアと関係ないけど)
と思ったら、このミュージカルは、音楽をジム・スタインマンが出がけていて
Tonight Is What It Means To Be Youngを作った人だったのですねぇ。
帝劇でやる舞台は、衣裳も割と楽しみで(中世の頃のストーリーが多いせいかも
しれないけれ)、ヴァンパイアコーラスのドレスも素敵だし山口祐一郎さんが
着ていた服の銀の刺繍も素敵だった。
配役は
私が見に行った日は、助手・アルフレートは浦井健治さんでした。
この方、「回転木馬」とは異なりとってもイキイキしてました。
絶対こうゆう役の方が合っている。。
役は素直だけど情けない青年の役だけれど、さわやかで好感のもてる感じでした。
サラ役の大塚ちひろさんは、今まで観た舞台の中で一番うまかった。
正直・・・、なんでヒロイン?と思った舞台もあったけど
この舞台での歌も演技も素敵でした。
女中マグダは、シルビア・グラブ(ずっとクラブだと思ってた)さんで、
レベッカ以来、彼女の迫力ある歌声に魅了されていたので楽しみにしていましたが
やっぱり実力者でした。歌がカッコイイ。
宿屋の亭主役は、おととしと変わっていて今回安崎求さんでした。
存じ上げなかったのですが、舞台に出ているだけでなく
演出や歌唱指導もしている様子。
道理で・・すごく上手いと思いました。
http://www.motomu-azaki.com/
※こうゆう方々のサイト手がけたいな〜・・・
気になっているのが・・悪夢中に歌っているヴァンパイアのハードロッカー。
あの人は・・何者??
そして、この舞台の見所の1つである吉野圭吾さん。
初めて観た時に、Tバックで舞台、というインパクトがとっても強かったのですが
本当にスタイルが良いんですよねぇ・・。相当筋肉を鍛えてなければ
あのプロポーションとダンス、ポーズは取れない・・。
ユーモアのセンスもあって、毎回書くけど華がある人です。
前回、アプロンシウス教授を演じたのは市村正親さんでしたが
今回は、石川禅さんでした。
それも楽しみにしていたひとつです。
本当にこの人は見る度、演技うまいな〜と感心します。
もちろん歌もすごくうまい。市村さんより全然良い。
で、最後に書くまでもなく山口祐一郎さんは、本当に素晴らしい歌声。
あの歌唱力、声量はいまだに舞台では匹敵する人を観たことが無い。
でまたこういうキワモノ役が、本当によくはまるんですよね〜。
身長の大きさ、体格の良さ、堂々とした風格・・
オペラ座の怪人とか、ヴァンパイアとか、死神とか
こういう役って、結構そういう外見が無いと「悪いけどカッコいい」みたいなのが
出てこないので、そういう意味でもはまり役。
※華奢で小柄なヴァンパイアだと、倒せそうだし・・。
と、ここまで書いて何気に石川禅さんをサイトで調べてみました。
身長177.5cm。以外と大きい。
それより大きい山口祐一郎さんって、、一体身長どれくらいあるのだろうと
思ったらサイトに出てました。さすがWikipedia。
186cmだそうです。
こうなったら他の人も調べよう
吉野圭吾 180cm
浦井 健治 181cm この人仮面ライダークウガに出ていたらしい。
仮面ライダークウガを知らないけど。
※身長にこだわってみたのは、友人Mちゃんの影響かしら・・
あ、こんなの見つけた。
☆東京會舘ミュージカルサロンVol.19
『石川禅&吉野圭吾 トークショー&ライブ』
7/26(日)18:00〜20:50(ディナー・トークショー&ライブ)
料金:17,000円
高っ!
かなり脱線しました。
ミュージカルはいろいろ観に行きましたが、もう1回観たいというミュージカルは
そんなに多くないんですよね。
つまらない、というわけじゃないけど、まぁ、別にもう1回はいいか、という感じで。
でも、この舞台はまた次回公演の時にはぜひ行きたい舞台です。
2007年トニー賞8部門を独占したブロードウェイミュージカル、と謳っていたので
これは行かねば!と行ってきました。
時代は古いです。
1891年に劇作家が発表した内容というだけあって。
封建的でがんじがらめの学校、親、地域、社会の中で
押さえつけられた若者たちが、やり場の無い中で苦しんでいて
主に舞台の内容は性のめざめみたいなところに焦点を当てているわけですが
いかんせん、ストーリーが古い・・。
結構若い人も観に来ていましたが、どのように感じたのでしょう。
あとはですねぇ・・若い人が主人公なので若い俳優さん達が演じていたのですが
率直に言うと、四季の中でA、B、CランクがあるとしたらCランクです。
表現力が・・。
それだけ抑えられてストレスを抱えて、やる気れない日々を送っていて
心の叫びを歌にしているのなら、もっと強さが感じられても良いと思うんですが
歌を音符を外さないように丁寧に歌っている優等生のようで全く伝わらなかった。
この舞台は初演らしいんで、きっと数をこなすうちに慣れてきて
もっと良くなるのかも知れません。
でも、間違いなく2度と観に行かないけど。
なんか演出も・・・
エクウスもそうだったんですが、二人が愛し合うときに胸を出したり
男性がズボンを降ろしたりとか、本当に必要なのかなぁ・・
まぁ、別にいいんだけど、演出上別にそこまでやらなくてもという気はする。。
単に過激な演出で客を呼びたいだけなんじゃ・・と思ってしまいます。
リアリティっていえば、そうなのかも知れないですけどねぇ。。
なんか女優さんが可哀そうだなぁ、なんて余計なことを思ってしまいます。。
宮本亜門さん演出の三文オペラを観にいってきました。
非常に素晴らしい!
力強く骨太な舞台です。
演出も素晴らしいのですが、それぞれの役者の方々の確かな演技力がより舞台の深みを増していると思います。
音楽劇とついていても、もちろんオペラではなく戯曲なんですが
ミュージカル、というのでもないですね。
まさに「音楽劇」なんです。
歌は多いし、皆さん上手い。けど、歌も演技の一部なんですよね。
今まで観たミュージカルは、歌やダンスがメインで演技が下手というのではないけれど、メインが歌を聴かせる分、台詞は重くない、というか歌やダンスで楽しめればよい、という感じでした。
それはそれで好きなんですけど、この舞台は歌ってるけどそれもセリフみたい。
いや、しっかりしたレッスンされた歌なんだけど、それは歌唱力を披露するというよりも、演じている役として表現された歌なんです。
優等生ミュージカルではなく、ちょっときわどい部分もあり、小舞台の力強さはあるけど粗くなく、ひとりよがりに走ることもなく、
緻密に組み立てられた構成と実力者をそろえているプロの舞台。
ストーリーテラーの米良美一さんは、さすがの歌唱力ですがそれだけでなく独特の個性で観客を惹きつけていました。
もともとこの舞台を観にいこうと思ったのは、デーモン小暮閣下が出ていたからなんですが(ガールズロックというカバーアルバムで、歌唱力のすごさを改めて認識させられた)、あのハードロック(ヘビメタ?)のイメージはなく、しっかり俳優でした。
才能豊かだなぁ、、この人は。
他田口トモロヲさん、松田美由紀さんなどなど実力者ばかり。
多少歌はうまくなくても、俳優さん、女優さんとしての実力でカバーです。
そして、主役の三上博史さん・・・本当に素晴らしい演技力でした。歌も本当に上手い、、
けど、やっぱりとにかく演技が上手い。
テレビに出ていたころは、2枚目のトレンディドラマの俳優みたいな感じで、さほど存在感を感じなかったけれど、いやー・・・本当に素晴らしいという言葉に尽きる。
強いていえば・・・席のせいか・・・
皆さん歌うときは、手にマイクを持って歌う場面が多いのですが、音が割れちゃって何を歌っているかわからない時がありましたです。
PAで歌ってる時は、問題なかったんですけどね。
それが残念でした。
作:ベルトルト・ブレヒト
音楽:クルト・ヴァイル
演出:宮本亜門
出演
三上博史、秋山奈津子、安倍なつみ、デーモン小暮閣下、田口トモロヲ、明星真由美、松田美由紀、米良美一
これはですね・・・ひどい。![]()
感想を聞かれたら、この一言につきます・・。
何が悪いのか、、
おそらく脚本と演出。
出演されている方々は、実力者が多い。
にも、かかわらず歌は少なくセリフばかりで、ストーリーも古いだけでなくつまらない。
どんなストーリーかというと、1870年代。移動遊園地がやってきて、回転木馬の呼び込みをやっているルックスの良いビリーと、町工場で働くジュリーは恋に落ちる。そのことで回転木馬の呼び込みを首になったビリーは、職が見つからずいら立ちジュリーに手をあげあたる始末。
やがてジュリーに子供ができ、お金が必要と思ったビリーは悪い仲間にそそのかされ、強盗を働こうとするが失敗し自ら死を選ぶ。
悪い評判ばかり残しこの世を去ったビリーは、天国に行く手前に1日だけこの世に戻る許可をもらう。残してきた娘が決して幸せではなく、なんとかしたいという気持ちからだった。
というようなものなのですが・・。
まず、最初の伏線で最後にどんなセリフで決めて終わるのかすぐ読める。
この主役のビリーが、どうしようもなくどこにも救いのない男で、まったく共感も持てず感情移入もできない。
回転木馬の公式サイトを見ると、ストーリーが書いてあるけれど娘が孤独で云々など舞台から伝わらない。かつ、最後にビリーが地上に来て何の役に立ったのかまったくわからない。
でもって、ビリー役の浦井健治さん。
ルックス、スタイルは良いけれど、どちらかというと好青年タイプでこの役には無理がある。。
ただ、どすの利いた声を出そうとしているだけで、ビリーがどんな人間なのか伝わってこない。
かつ、他の人がセリフを言っている間、次のセリフを言うまでの間が挙動不審というか演技していない、というか、自分のセリフを言う順番待ちをしている素人のような・・。
以前、主役ではないけれど他の舞台で観た時は、全然そんな感じではなかったので、演出の問題??
この舞台は、、2度と観ない・・。
この内容で、この価格は高すぎます。内容だけで言えば、相対価値で3,500円くらいでしょう。。
シルク・ドゥ・ソレイユは2回目。ZEDを観てすっかり魅了されてコルテオも行ってみました。
本当に、演出が素晴らしい![]()
もちろんそれぞれの演技もすばらしいのですが、生歌、生演奏がまた盛り上げるんですよね。
芸をする方のタイミングもあるので、それにうまく演奏を合わせて芸の見せ場と音楽の盛り上がりをうまーくかぶせてくるんですね。
これは本当にサーカスというイメージじゃないです。
芸術ですね。
サーカスと言うと、ライオンが火の輪をくぐったり、熊が自転車乗ったりという固定観念に縛られ、今までの舞台を見逃したことを後悔・・。
ストーリー性があって、とても幻想的。
ただ、欲を言えば・・・
ZEDは常設劇場なのでやはり設備が良い!座り心地もいいし、ゆったりできる。
衣裳のお金の掛け方も違うと思う。
やはり、原宿新ビックトップは、広いとはいえ席幅が狭い・・
横に結構大きい人が座ると窮屈。。
場所が・・残念。。
ソウル・オペラ魔笛を観てきました。
ソウル・オペラ魔笛
脚色・演出:マーク・ドーンフォード=メイ
共同脚色・音楽・夜の女王役:ポリーン・マラファーネ
元のメロディーは一切変えず、南アフリカ&黒人音楽文化をふんだんに取り入れてアレンジ。役者自ら、マリンバやコーサ・ドラム等の伝統楽器、ドラム缶や瓶を工夫した楽器を次々に持ち替えて演奏する。魔笛の響きはジャズ・トランペット、<三人の童子>のナンバーは「ドリームガールズ」ばりの女性トリオが歌うモータウン・サウンドに変身! モーツァルトの美しい調べが、ヒップにポップに、軽やかに舞台を彩る。
(ソウル・オペラ魔笛 公式サイトより抜粋)
見に行ったのは2008年12月だったんですが、非常に期待して行きました。
イギリス演劇界最高の栄誉ローレンス・オリヴィエ賞を受賞したらしいし。
でも・・・
率直に言うと期待はずれ。![]()
ソウル・オペラというタイトルからもっとソウルフルだと思っていたので・・。
皆さんさすがに上手いです。オペラ歌手としても素晴らしいし、アレンジしている曲も素晴らしい。
でも、好みですがもっとパワフルさとか大胆さのある舞台だと思っていたので、
こじんまりまとまっている感じがして残念でした。
後、国民性なんでしょうねぇ・・
始まる前に皆さん舞台に立たれて待ちの時間があったのですが、
まぁ・・・何ていうか・・・緊張感の無いこと。
しゃべってるわ、だらだらしてるわで、そういうのは舞台の裏でやってほしかった。
なぜなら・・観ている方もそういう雰囲気になってしまうので、
素人舞台や学芸会を観に来ている感覚に陥ってしまうのですよ。
というか、舞台全体を通してそういう素人意識的な匂いがものすごくしました。
同じ地域に住んでいる人が、
「田中さん家の娘さん、今度舞台に出るらしいわよ」
「あら〜、じゃ観にいかなくちゃ」
と、地元民が寄り集まって、知り合いの息子・娘さん、お友達がやっている舞台を
「明子ちゃん、がんばってね」
みたいな感覚で観に来ている観客を相手に演じている、という印象。
前の方の席だったにも関わらず、目の前に外人の大きい方がお座りになって
舞台が微妙に観辛かったんですが、残念でもなかったというか・・。
まぁ、いいか、この舞台なら、と思ってしまう内容でした。。。
演出家 謝 珠栄(Tamae Sha)
出演:坂元 健児、吉野 圭吾、彩輝 なお、駒田 一、今 拓哉、平澤 智、他
初めてTSミュージカルファンデーションの舞台を観にいきました。
まぁ、行ったのは、2008年の12月だったんですが・・。
東京芸術劇場 中ホールで会場自体広くはないので、舞台と近かったです。
坂元さん、吉野さん、今さんと実力・存在感共にある俳優さんたちが出ていますので、それぞれ聴かせていただきました。
坂元さんはいろんな舞台で名前は拝見していましたが、実際に舞台を見たことはなく
初めて拝見したのですが、素晴らしい声量と歌唱力でした。
今さんは声が素敵でもう少し多く歌を聴きたかったです。
吉野圭吾さんは言わずもがな、いろいろ舞台を拝見していますので、相変わらずの華やかさと存在感でした。
ですが・・・、全体の印象としてミュージカルというよりも小劇団の演劇を観ている感覚。
歌や踊りがあるのでジャンルはミュージカルなんですが、ミュージカル小劇場版。
出演者はプロの方ばかりで上手いなのに、プロの舞台という感じがしない。
俳優さんたちの実力を活かしきれない演出という印象です。
ストーリーもさほど・・。
ミュージカルって、ストレートプレイと違って見せ場見せ場がところどころにあると思うし、
それが観る側の楽しみでもあると思うんですよね。
なんかすべてが浅いところでさら〜っと流れてしまって、見終わっても何の感慨も余韻も残らない。
たぶん、TSミュージカルファンデーションの舞台は今後観ることは無いでしょう。
悪くはないけど、わざわざ観にも行かないという感じです。
ただ、坂元さん、今さんの他の舞台は是非観てみたい。
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